ソニー<3758>は、本日(3月4日)、保有するディー・エヌ・エー(DeNA)全株式1722万2500株(13.14%)を、野村證券に譲渡し、特別利益として約409億円を計上すると発表した。譲渡価額は、3月5日夕方に公表する予定。
ソニーでは、事業ポートフォリオの再編や資産の見直しの一環として資産売却などを計画している旨を公表しており、今回の株式譲渡はその一環として行った、としている。連結業績見通しについては、現在精査中。
これに伴い、野村證券は、1774万2782株(13.16%)を保有する第2位株主となったが、取得した株式の一部(600万株)を売却したとのこと。これにより、野村證券の保有株式数は、1174万2782株で、保有比率は8.71%となる。
野村證券では、今回の取得については、転売することを目的としたものだが、株価動向によっては直ちに売却できない可能性がある、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432