ACCESS<4813>は、本日(3月12日)、2013年1月期の連結決算を発表し、売上高117億1200万円(前期比15.0%減)、営業利益14億2500万円(同412.3%増)、経常利益16億7500万円(同594.4%増)、当期純利益26億円(前年同期43億1500万円の赤字)となった。大幅な増益での着地となった。
主力の携帯電話向けブラウザの出荷が落ち込んだものの、利益率の高いスマートフォン関連の特許収入が堅調に推移したことに加え、海外ソフトウェア事業やネットワーク事業、フロントエンド事業の赤字幅が縮小したことが主な要因だったようだ。研究開発費を中心とする販売管理費の削減が採算性の改善に寄与した模様。
なお、事業のトピックスとしては、「もっとTV」向けのアプリの提供や「NetFront Browser NX」が「Wii U」のブラウザエンジンへの採用、電子出版プラットフォームが集英社や講談社などの大手出版社のストアアプリへの採用、楽天Koboビューワエンジンへの採用などがあったとのこと。
■2014年1月期の見通し
2014年1月期は、売上高118億円(前期比0.7%増)、営業利益10億円(同29.8%減)、経常利益10億円(同40.3%減)、当期純利益9億円(同65.4%減)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ACCESS
- 設立
- 1979年4月
- 代表者
- 代表取締役 大石 清恭
- 決算期
- 1月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4813