【ワークポート調査】3月ディレクタ-・プロデューサー職はスマホ関連が活況-ソーシャルもチャンスあり

IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2011年3月のディレクター・プロデューサー職採用動向を発表した。 震災直後に採用活動を停止した企業も、1週間後を目処に順次活動を再開したため、全体の求人数に大きな変化はなかった、としている。 WEB(PC)・モバイル・スマートフォン関連は活況が続いており、特にスマートフォン関連が好調とのこと。ただし、スマートフォン関連の実務経験者だけでなく、「WEB(PC)・モバイル・モバイルサービスのディレクションやプロデュース経験があり、スマートフォンに興味のある方や勉強している求職者も採用ターゲットだという。 一方、ソーシャルゲームのディレクター・プロデューサー職については、求人増加が止まるなど、ソーシャルゲーム、オンラインゲーム市場の勢いは終息傾向にあるようだ。しかし、継続募集が多く、決定者も多いため、新規募集の減少が企業の採用意欲と直結するわけではないとの見方を示している。 また、コンシューマーゲームのプランナー・ディレクター・プロデューサーに関しても、継続募集のみで求人数に増減はなかった模様。次世代機の経験を求める求人が多く、「PS3」や「XBOX360」経験者は優遇されているようだ。コンシューマーゲームに対する「強い思いの有無」も合否に大きく関わるケースも多く見られたという。 今後の見通しについて、ワークポートでは、新規求人が途絶えたソーシャルゲームのディレクター・プロデューサー職については、継続的に人材を募集している企業が多いと指摘。一時の勢いは失われつつあるが、月の転職決定者の約5割がソーシャルサービス関連職という状況を見ると、継続募集を行う企業は積極的な採用姿勢を崩しておらず、チャンスは続いていると見ているという。   ■IT転職ナビ http://www.itnavi.jp/ ■IT・インターネット・ゲーム業界転職支援 http://www.workport.co.jp/