【インタビュー】海外展開を拡大中のサイバードが仲間を募集中!!ゲーム事業のキーマン3人によるインタビューをお届け【PR】

日本のモバイルゲーム市場が競争激化していく中で、いち早く海外へ市場を拡大してきたサイバード。
 
現在、『バーコードフットボーラー』や「恋愛ゲーム」をアジアで展開中だ。進出地域を限定し、着実に海外で実績を上げている。
 
そこで、ゲーム事業のキーマン3人に、『バーコードフットボーラー』や「恋愛ゲーム」の海外展開のきっかけから今後の展望、そして今後サイバードが仕掛けるゲーム事業の海外展開について赤裸々に語っていただいた。
 
 
 

■『バーコードフットボーラー』編


――:アジア展開中の『バーコードフットボーラー』ですが、グローバル展開時のポイントを教えてください。

 
執行役員・ゲーム事業本部副事業本部長 池田氏:
『バーコードフットボーラー』は、現在、香港、台湾、マカオ、韓国、タイで展開していますが、日本でサービスをリリースした当初から海外展開を視野にいれていました。それは、①サッカーを好きな方は全世界にいるため、②前身となる『バーコードカノジョ』が海外の様々な地域でダウンロードされていたからです。(関連サイト)

グローバル展開時のポイントは、「どのようなパートナー企業を見つけられるか」ですね。特に、日本のゲームをローカライズする時に、「UIやイベント等も含めてどこまでローカライズして海外対応するのか」の判断ができるパートナー企業は少ないですね。日本のゲームと現地のゲームを比較して、要素を因数分解して、共通要素や異なる要素を見極め、正しくローカライズの判断をできることが大切です。
 
『バーコードフットボーラー』の場合、パートナー企業は香港・台湾のメディア会社であったため、海外展開の最初の国は香港となりました。提携先を選定した理由は、先方が3Dに対して積極的な取り組みをしており、3Dのリテラシーも高く、私たちの『バーコードフットボーラー』とのシナジーも高いと考えたからです。さらに、ソーシャルゲームのプロモーションで実績のあるメディア会社だったので、海外プロモーション、ローカライズ、カルチャライズの3点でも期待できたためです。
 
 

――:海外で『バーコードフットボーラー』の反響をお聞かせください。

 
池田氏:
日本以上に熱いファンの方たちがいますね。特に香港、マカオでは熱心なファンの方が多く、ダウンロード数は50万以上、売上ランキングも常に1~3位にランクインし、熱いご支持を受けています。『バーコードフットボーラー』の題材はヨーロッパサッカーなので、ヨーロッパサッカーの人気が高いアジアの中でも東南アジアや中華圏の海外沿い地域は潜在的なファンが多いので、今後益々事業拡大のチャンスがあると考えています。
 
 

――:今後の『バーコードフットボーラー』の海外展開をお聞かせください。

 
池田氏:
今年はワールドカップイヤーなので、ワールドカップまでに全世界で展開していきます。今後、東南アジアに続いて、中国、ヨーロッパ、北米と展開していく予定です。
 
 
 

■「恋愛ゲーム」編


――:恋愛ゲームの海外展開についてお聞かせください。

 
執行役員・ゲーム事業本部 宮瀬氏:
「恋愛ゲーム」は、現在台湾で配信開始しており、配信タイトル数はまだまだ増やしていく予定です。また、今後、様々な地域で「恋愛ゲーム」を配信していきたいと考えています。(関連サイト)

私たちのような日本型「恋愛ゲーム」は、海外ではまだ大きなマーケットがありませんが、ポテンシャルはおおいにあると見ています。「恋愛ゲーム」の海外展開は、まずはエリアを限定して攻めていこうと考えています。具体的には、日本型のゲームコンテンツ、アニメ・漫画などが人気のある国を検討しています。私たちの「恋愛ゲーム」は、少女漫画のようなテイストでもあるので、日本のカルチャーが受け入れられやすい国を選んでいます。
 
 

■ゲーム事業全体編


――:ゲーム事業全体の海外展開についてお聞かせください。

 
取締役・ゲーム事業本部長 三浦氏:
私たちにとって、海外展開はゲーム事業を大きくするための手段であり、海外展開をすること自身が目的ではありません。日本に軸足を置きつつも、ゲームの特性にあわせたグローバル展開をしていきたいと思っています。

 

――:今後のモバイルゲーム市場はどのようにお考えですか。

 
三浦氏:
全世界のモバイルゲーム市場は、当面は大きな成長を継続していくと見ています。一方、日本のモバイルゲーム市場は更にレッドオーシャン化が進むので、比較的ブルーオーシャンの多い海外へ市場を求めるケースが増えていくと考えられます。そうするとセキュリティ対策を中心に、日本では必要がなかった対応を日々求められるようになります。
 
私たちは、既に海外展開をはじめており、海外で一定規模のユーザー数を抱える大きなビジネスを展開できています。私たちは、早い段階から日本で経験できないような苦労や壁にぶつかっていますが、それらの多くは今後海外でゲーム事業を拡大していく上で大きなアドバンテージになると思います。また、現在私たちは海外リリースから3か月間を「ブレークさせる期間」と位置づけ、KPIをもとに分析・改修を集中的に行っています。一見地道な手法ですが、世界でも日本と同等のクオリティで展開できれば、大きなビジネスチャンスになると考えています。
 

――:海外展開でチャレンジしたいことをお聞かせください。

 
三浦氏:
今後開発するタイトルについては、日本でしか受け入れられないタイトルは作らない予定です。また、IP(キャラクター等)ゲームも仕込んでいます。IPゲームについては、IPが受け入れられやすい地域で配信を予定しています。
基本的にタイトルの配信方法は、①日本配信後に限定地域での配信、②日本と海外の同時配信、の2パターンがありますが、今年のサイバードはみなさまの目にもはっきりわかる形で、スピード感をもってグローバルに展開している姿をお見せできると思います。
 

――:ゲーム以外の他の事業の今後をお聞かせください。

 
三浦氏:
他の事業もひとつひとつのコンテンツがエッジ効いていて、コアファン向けのサービスが多いですね。よって、「いかにコアファンを増やしてサービスを愛していただけるか」ということを考えています。ゲームもその表現方法のひとつとしてとらえていますね。今はゲーム中心に事業を展開していますが、今後、ライセンスを活かしたコンテンツなども取り組みたいと思っています。
 
 
 

■人材編


――:ゲーム事業のグローバル化を進めていく中で、そこで働く人材はどのように変化していますか。

 
宮瀬氏:
サービスを既にグローバル展開していることもあり、ただ単純に海外の方を採用しているというよりもプロジェクトに必要な人材として国籍問わずジョインしていただいています。
 
今は、私たち自身も20代前半の若手も含めて、定期的に海外へ行くようにしているので、国の境目を特に意識していないですね。海外へいくことを推進している理由は、常にアウトプットばかりするよりも、実際にゲームの舞台となった現地の雰囲気などを身体で感じることを大切にしているからです。特に若い作り手は海外へ行き、様々なものに触れてインプットしてほしいと思っています。
 
日本でいうと、東京から大阪に出張するように、日本でも海外でも必要な時にその場所に行く、ということが当たり前の文化にしたいと思っています。そうすることで、日本も世界の市場のひとつとしてとらえられ、本当の意味で日本と同じように海外でサービスを展開することができるようになると思います。
 
 

――:新しいことにチャレンジしていく中で、どのような方とご一緒したいか教えてください。


三浦氏:
弊社の「ヒットコンテンツ」の共通点は、担当者がコンテンツを大好きだということです。なので、スキルやジャンルを問わず、何かに飛び抜けているエッジの効いた方は、弊社で化学反応を起こせると思います。
 
典型例は、シナリオライターですね。弊社のシナリオライターはほとんどゲーム未経験者で、小説・新聞・女性誌・web媒体などで文章を書かれてきた方です。シナリオライターの場合は文章を書くことが好きな方が多いですが、好きなものを突き詰められている方は、ジャンルがゲームに変わっても順応性が早いですね。私たちは、ゲームやwebの部分では会社としてサポートできる体制があるので、弊社のホームページやアプリをみて「自分が持っているものが活かせるのでは?」と思われる方には、ぜひ話をお聞かせいただきたいですね。

 

――:ソーシャルゲームインフォの読者の方へメッセージをお願いします。

 
池田氏:
弊社は、グローバルにマーケットをとらえており、スピード感を持って海外でサービスを展開していますので、海外ビジネスにご関心がある方はぜひご一緒させていただきたいですね。
 
また、今年は「ワールドカップ」もありますので、みなさんと一緒にサッカー市場を盛り上げていきたいと思っています。もし、何かコラボレーションできることがございましたら、ぜひ一緒にやりましょう。
 
宮瀬氏:
国籍問わず、ゲームを作りたい方や弊社のゲームを好きな方にぜひ来ていただきたいですね。
 
また、海外ビジネスにご興味がある方や海外へチャレンジしたいという気合いのある方は、是非仲間になっていただきたいと思っています。一緒に世界で挑戦していきましょう。
 
三浦氏:
私は商社出身なのですが、弊社はモノづくりの会社でありながら海外へ挑戦しているので、海外のアライアンスなど海外とビジネスをしていく必要があります。弊社のコンテンツやゲームのことを分からない方でも、海外とのアライアンス経験がある方は、ビジネスを作り上げていく上でご活躍いただけると思います。
 
また、弊社は既に海外展開中のサービスもございますので、国内だけではなく海外へもスピード感をもってビジネス展開できると思います。海外ビジネスにご興味がある方お待ちしております。
 
 

その他のインタビューはこちらから

 

サイバード採用サイト

 

サイバード企業サイト


 


(C) CYBIRD
株式会社サイバード
https://www.cybird.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバード
設立
1998年9月
代表者
代表取締役社長兼CEO 本島 匡
決算期
12月
直近業績
売上高60億円、経常利益1億1100万円、最終利益8900万円(2021年12月期)
企業データを見る