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【シリコンスタジオ決算説明会】コンテンツ事業を譲渡して「オリジナルタイトルから撤退」(寺田社長) クローズ予定タイトルのコスト負担など一過性の費用計上も

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シリコンスタジオ<3907>は、7月20日、東京都内で2018年11月期の第2四半期累計(12~5月)の決算説明会を開催した。説明会に先立ち、先日7月6日に発表された同社の第2四半期の連結決算は、売上高25億200万円(前年同期比23.1%減)、営業損益6億7500万円の赤字(前年同期4億3300万円の赤字)、経常損益7億2100万円の赤字(同3億6500万円の赤字)、最終損益7億9100万円の赤字(同1億1000万円の赤字)となった。

決算説明会では、寺田社長がまずは決算内容やこの四半期に発表された大きな事業方針の転換についての説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。そうした内容も踏まえつつ、会見の様子をまとめてみた。
 

■開発推進・支援事業と人材事業が計画通り コンテンツ事業は既存タイトル・新作ともに苦戦


まずは業績の四半期推移(QonQ)を見てみると、第2四半期期間は、売上高が前四半期比27.9%増の14億400万円となり、各利益項目はいずれも赤字計上ながら前四半期と比べて赤字幅が縮小した。開発推進・支援事業と人材事業が計画通り好調に推移し、特に開発推進・支援事業の採算性の改善が継続し、セグメント利益の黒字幅が拡大したことが赤字幅縮小の要因と言えるだろう。

一方、コンテンツ事業は「もともと費用先行の計画だが、4月にリリースしたタイトルが苦戦した」(寺田社長)ほか、「既存コンテンツも計画をやや下回った」(同)ことで、苦戦が続いている。
 

続けて各セグメントごとの状況を見てみたい。まずは開発推進・支援事業だが、前述のとおり、採算性の改善が継続しており、 開発案件は、計画を上回る推移となった。利益率の高い事業へのシフトが着実に進んでいることが数字上からも見て取れる内容となっている。
 

次にコンテンツ事業だが、こちらは前述のとおり、新作タイトル、既存タイトル共に計画を下回って推移した。新作は、4月に『療成敗!ジェットナース』をリリースしたものの、不振だったとのこと。また、5月には売り切り型のアプリとして、『ワンダーブロック』をリリースし、ユーザーからも高い評価を受けているものの、こちらは売り切り型であるため、収益への貢献度は限定的なものにとどまっているようだ。
 

そして人材事業だが、こちらは売上・セグメント利益ともにおおむね計画通りに順調な成長が続いている。また、同社の人材事業はこれまで首都圏での事業展開となっていたが、関西方面へのエリア展開を開始するなど、今後は事業エリアの拡大も進めていく方針だ。
 
 

■コンテンツ事業を譲渡して「オリジナルタイトルから撤退」(寺田社長)


こうした状況下において、同社は大きな事業転換として、コンテンツ事業譲渡による組織再編を実施した。具体的には、コンテンツ事業を2018年7月4日付で会社分割により新設会社に承継させ、その株式の90%をクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>に譲渡した。「オリジナルタイトルからの撤退という大きな決断を会社として行った」(同)形で、この組織再編により、赤字からの早期脱却を図るとしている。
 

なお、今回のコンテンツ事業譲渡に伴い、「クローズするタイトルはそこまでのコストを負担する」(同)とのことで、これが一過性のコストとして2019年11月期の決算に影響するもようだ。
 

■通期計画はコンテンツ事業譲渡を織り込んだものに修正 今期は一過性の費用計上も


2018年11月期通期の予想については、6月18日にコンテンツ事業を会社分割してクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>に譲渡することを発表したことを受けて、売上高、利益とも未定に修正していたものの、譲渡が前述のとおり7月4日付で完了したことで、新たな予想を発表しており、売上高50億8900万円(前期比16.8%減)、営業損益8億5000万円の赤字、経常損益9億円の赤字、最終損益7億6500万円の赤字の見込みとしている。

新たな計画は、開発推進・支援事業と人材事業はおおむね期初計画通りの進捗の見通しとし、コンテンツ事業の売り上げが発生しなくなったことや、譲渡に伴う一過性の費用計上が発生することを織り込んだ内容となっている。
 
 
(編集部:柴田正之)

 
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企業情報(シリコンスタジオ株式会社)

会社名 シリコンスタジオ株式会社
URL http://www.siliconstudio.co.jp
設立 2000年1月
代表者 会長:関本晃靖、社長:寺田健彦
決算期 11月
直近業績 売上高61億1500万円、営業損益12億5100万円の赤字、経常損益12億200万円の赤字、最終損益11億3700万円の赤字(2017年11月)
上場区分 東証マザーズ
証券コード 3907

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