フォーサイド、18年12月期は5.9億円の最終赤字 マイニング事業で減損、グッズ事業からも撤退を決定

フォーサイド<2330>は、2月14日、2018年12月通期の連結を発表し、営業収益39億2000万円(前の期比26.9%増)、営業損益2億1000万円の赤字(前の期9200万円の黒字)、経常損益2億0100万円の赤字(同1億1500万円の黒字)、最終損益5億9100万円の赤字(同2900万円の黒字)となり、増収・赤字転落となった。

投資銀行事業及びコンテンツ事業は堅調に推移したものの、2018年6月より開始したマイニング事業では当初予測していたマイニング報酬の獲得に至らず、またビットコイン相場も価格低迷が続いていることから、マイニングマシンの全額を減損損失として計上した。

また、マスターライツ事業のオリジナルグッズ受注生産販売サイト「宝祭堂」においても、売上は確保できているものの当初の販売計画との乖離は著しく、度重なる商品開発の遅延により、収益の改善目途が立たないことから、来期中に事業を撤退する判断をしたという。

2019年12月期は、営業収益41億7100万円(前期比6.4%増)、営業利益1000万円、経常利益400万円、最終損益5500万円の赤字を見込む。
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