エイチーム<3662>は、本日(12月6日)開催した第1四半期(8~10月)の決算説明会で、新作ゲームタイトルについて、これまでのようにスマートフォンアプリとしてだけではなく、グローバルかつマルチデバイスで展開する方針をあらためて示した。これまで注力してきたオリジナルではなく、IPを活用したタイトルにする。
新しい方針に基づく新作については、1タイトルは開発に着手しているそうだ。「過去最大の規模のチーム」(エンターテインメント事業本部長の中内之公氏)で取り組む、大型タイトルになる。「先方との関係でどういった開発状況にあるのかは言えない」ものの、2021年7月期以降にリリースする予定だ。
もう一つのタイトルについては、企画段階にあるそうだ。具体的には、協業相手と交渉を行っている最中とした。2021年7月期中のリリースは難しくなりそうだという。
なお、今期中にリリース予定の新作は、いわゆるIPタイトルだが、マルチデバイスではなく、スマートフォン向けのカジュアルゲームとして配信する予定。詳細は近々発表する予定だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662