DeNA守安社長「オリジナルIPは厳しい。来期後半に配信する有力IPタイトルで飛躍を目指す」 ゲーム事業の今後の展望を明らかに

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>守安社長は、本日(2月5日)開催の第3四半期の決算説明会で、「来期の後半に有力なIPタイトルの配信予定があり、そこからの飛躍を目指す」と今後の展望を明らかにした。
決算説明会では今後の方針の1つにゲーム事業の収益基盤の再強化を行うと発表している。固定費のさらなる筋肉質化、タイトル開発管理のプロセス改善、タイトル毎の採算に応じた運営の最適化に注力などがその内容となる。その利益率の高い状況に加えて、今期のタイトルの売上増を狙い、来期以降の新作リリースに備えるという。
なお、守安社長は自社の強みとしてIPホルダーとのコネクションを強調、「ここ1年を見てもオリジナルIPが厳しい状況なのは間違いない」と見解を延べた。その一方第3四半期では、有力なIPを活用しながらもヒットできなかったことは反省すべき点とし、教訓を新作タイトルに反映させていきたいとした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432