マイネット、2019年12月期の子会社取得にかかるのれん4.3億円を減損として特損に追加計上 20年12月期の営業利益を4億円→7.5億円に大幅上方修正

追加計上の理由は、2月14日の決算短信公表後、同社の連結財務諸表において、のれんについての処理方法の一部に誤りがあることが判明したため。2月14日の決算短信公表時においては、会計監査人より適正意見を述べる監査報告書を受領していたものの、監査法人内の品質管理部門からの指摘があったことを契機に、同社と監査法人にて協議を行った結果、子会社取得にかかるのれんを2019年12月期において減損処理し、特別損失として追加計上することとなった。
なお、これにより、同社の2019年12月期の最終損益は発表されていた実績値の19億7500万円の赤字から24億800万円の赤字に訂正された。


その一方、2020年12月期の業績予想については、のれんの償却額が減少することになったため、営業利益を従来予想の4億円から7億5000万円に大幅に上方修正し、新たに経常利益の予想を7億円、最終利益の予想を5億円と開示している。

会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高88億4600万円、営業利益4億2800万円、経常利益3億7500万円、最終利益2億4500万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928