6月15日の東京株式市場では、エイチーム<3662>株式が大幅反発。一時、843円まで買われる場面があった。先週末6月12日、20年7月期の連結業績予想について、営業利益を10億円から11億7000万円、経常利益を10億円から11億5000万円に引き上げたことが好感されたようだ。また『初音ミク-TAP WONDER-（ミクたぷ）』についてまもなくリリースとのアナウンスも出した。利益上ブレの要因は、エンターテインメント事業のコスト見直しやEC事業の採算改善によるもの。
ただし、最終損益については、無形固定資産の減損損失や関連会社株式評価損などの特別損失を計上したため、5億円の黒字から4億1000万円の赤字とした。
【関連記事】
・エイチーム、3Q(8～4月)は売上高12％減、営業益51％減 減損計上で3.8億円の最終赤字に ライフ事業で新型コロナ流行の影響も
・エイチーム、新作『初音ミク-TAP WONDER-（ミクたぷ）』をまもなく全世界でリリース
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円（2023年7月期）
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662