アニプレックスの2020年3月期の決算は、売上高が前の期比22.6%減の1509億円、営業利益が同33.7%減の293億円、経常利益が同33.6%減の291億円、最終利益が同38.3%減の184億円と大幅な減収減益となった。ソニー・ミュージックエンタテインメントの子会社で、アニメなどの企画製作を中心に、パッケージ商品の発売、各種作品の劇場配給・番組販売・配信、ゲームアプリやフィギュア・アパレルの開発、ライブエンタテインメントの開催、「ANIPLEX+」の運営を行っている。
ソニー<6758>は、5月13日の決算発表で、『Fate/Grand Order』が減収だったとのコメントを行っていた(関連記事)。『FGO』のメガヒットで売上と利益を急激に伸ばした同社だが2期連続の減収・減益となった。

売上高、営業利益、経常利益、最終利益の推移は以下のとおり。最終利益についてはデータのとれた期間が長いこともあり、他の項目とは別にグラフを作った。



会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 代表取締役執行役員社長 岩上 敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1458億3200万円、営業利益240億9800万円、経常利益283億9700万円、最終利益212億3500万円(2025年3月期)
