ボルテージ、12月中間は営業利益1億7000万円と黒字転換に成功 日本語女性向けと男性向け好調 賃借料などコスト削減も奏功【追記】

ボルテージ<3639>は、この日(2月4日)、12月中間期の連結決算を発表し、増収・黒字転換に成功した。同社では、日本語女性向けと男性向けの売上が伸びたことに加えて、オフィス減床やリース料削減による賃借料の減少や採用抑制に伴う人員減による労務費の減少が奏功した、としている。


・売上高:35億2600万円(前年同期比8.6%増)
・営業利益:1億7000万円(前年同期は1億2400万円の損失計上)
・経常利益:1億5100万円(前年同期は1億1600万円の損失計上)
・最終利益:1億3600万円(前年同期は1億6000万円の損失計上)

 


1.日本語女性向け
日本語女性向けは、「読み物型」「アバター型」「カード型」「声優型」に分類して展開している。「アバター型」「カード型」が増加し、売上高は21億5300万円(前年同期比9.6%増)となった。

2.英語・アジア女性向け
英語・アジア女性向けは、「Love365」「Lovestruck」等が該当する。主に「Lovestruck」が減少したことにより、売上高は6億2600万円(前年同期比11.8%減)となった。

3.男性向け
主に「六本木」が増加したことにより、売上高は6億3800万円(前年同期比26.6%増)となった。

4.リアイベ
イベント・ライツ展開が増加したことにより、売上高は7500万円(前年同期比42.1%増)となった。

5.電書・動画・コンシューマ電書・動画・コンシューマ
電子書籍(キスミル、ぼるコミ、OCレーベル)及びコンシューマ展開(Nintendo Switch向けコンテンツ)が該当する。主にコンシューマ展開が増加したことにより、売上高は3200万円(前期比121.1%増)となった。


【追記】
第2四半期(2020年10~12月)の連結業績で、売上高が17億6400万円、営業利益が1億0300万円と3四半期連続で黒字だったことを明らかにした。



 
■2021年6月通期の業績予想

2021年6月通期の業績予想は非開示。同社では、合理的な業績予想数値の算定が困難であるため、と説明している。
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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