ドワンゴ、第3四半期の営業益予想を128%上方修正…外注費や著作権使用料など経費減で

ドワンゴ<3715>は、本日(7月23日)、第3四半期(10~6月期)の連結業績予想について、売上高269億2000万円(前回予想274億2000万円)、営業利益7億3000万円(同3億2000万円)、経常利益6億9000万円(同2億5000万円)、四半期純損益2億2000万円の赤字(同6000万円の黒字)とした。従来予想からの修正率は、売上高が1.8%減、営業利益128.1%増、経常利益176.0%増となる。       同社では、売上高については、モバイル事業で想定をやや上回り、ポータル事業はプレミアム会員収入を中心に順調に推移したものの、パッケージゲームソフトが軟調に推移したことが主な要因。 営業利益と経常利益を上方修正したが、これは、「着うた」などの著作権使用料等が想定を下回ったことに加え、広告宣伝費の一部で期ズレした。また、ゲーム事業で外注費が減少したことも収益に寄与した。 ただ、純損益については赤字に修正した。これは投資有価証券売却損5億2500万円を特別損失として計上するため。