サイバーステップ、第3四半期は経常益12%増…円安で為替差益計上

サイバーステップ<3810>は、本日(4月8日)、第3四半期(2012年6月~2013年2月期)の連結決算を発表し、売上高10億0500万円(前年同期比3.5%減)、営業利益4000万円(同13.4%減)、経常利益4200万円(同12.0%増)、四半期純利益100万円(同96.0%減)だった。     同社では、オンラインゲームの開発を行い、海外各国のオンラインゲーム運営会社との協力を深めながら、日本と海外での自社運営サービスの事業領域の拡充を図った。 この結果、自社運営は10.3%増の8億2500万円と伸びた一方、ロイヤリティ等売上高は同38.8%減の1億8000万円だった。 経常利益がプラスだったのは、為替差損が計上されず、為替差益が計上されたことによる。また前年同期に特別利益に計上された新株予約権戻入益が今期計上されなかったことや、税負担が発生したため、最終利益は大幅な減益となった。   ■通期予想は非開示 2013年5月期の見通しは非開示。同社では、オンラインゲーム・ソーシャルゲームの事業環境の変化が激しいことに加え、海外に複数地域連結子会社があるため、事業環境を予想することが困難であるため、と説明している。