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カプコン<9697>は、本日(4月18日)、2013年3月期の業績予想を修正し、売上高935億円(前回予想940億円)、営業利益100億円(変わらず)、経常利益109億円(同100億円)、当期純利益29億円(同65億円)とした。
従来予想からの修正率は、売上高0.5%増、営業利益変わらず、経常利益9.0%増、当期純利益55.4%減だった。
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同社では、売上高と営業利益は、パチスロ機事業の旗艦タイトル「バイオハザード 5」が続伸したことにより堅調に推移するとともに、為替差益の計上などもあり経常利益は前回発表予想を上回る見通し。
最終利益については、海外外注タイトルの開発中止損や事業構造改善に関する特別損失69億4900万円を計上するため。今後の事業展開を勘案し、開発戦略の転換に伴う開発体制の見直しを推し進めた結果、開発費用等について、開発プロセスの精査や将来の回収可能性を再検討したとのこと。
事業構造改革については、外注を多用していた開発体制を内製に移行するとともに、開発・マーケティング部門のグローバルな連携を強化する、としている。
なお、2014年3月期の連結については、売上高約970億円、営業利益約120億円、経常利益約117億円、当期純利益約68億円を見込んでいるとのこと。