4月22日付けの日本経済新聞朝刊は、バンダイナムコホールディングス<7832>の業績観測記事を掲載している。
報道によれば、2011年3月期の連結業績は、売上高が約4000億円(前期比6%増)、営業利益が約140億円(同7.3倍)になった模様とのこと。営業利益は、計画を5億円上回ったという。
仮面ライダーシリーズの変身ベルトなど国内の好採算な玩具の売り上げが増え、海外でのゲームなどの不振を補った、としている。
ゲームについては、「GOD EATER」や「AKB48」を題材にしたタイトルは好調だったが、海外で発売したアクションゲームが振るわず、海外でのソフト販売本数が減少したようだ。
なお、2012年3月期の業績見通しは従来どおり開示する予定。海外部門のテコ入れを行う模様。海外で放送が始まったパワーレンジャー関連の玩具の販売を本格化させるほか、ゲーム開発からも撤退したとのこと。
[追記]
バンダイナムコホールディングスは、本日(4月22日)、この報道について、業績の発表は行っていないとのリリースを発表した。決算発表は、5月10日に行う予定。