ファンコミュニケーションズ、第1四半期は営業益82%増…「NEND」中心にモバイル向けが急拡大!

ファンコミュニケーションズ<2461>は、この日(5月8日)、第1四半期(1~3月期)の連結決算を発表し、売上高46億2400万円(前年同期比54.7%増)、営業利益7億7500万円(同84.0%増)、経常利益7億9100万円(同82.0%増)、当期純利益4億8200万円(同18.7%減)だった。       主力のPC向けアフィリエイトサービス「A8ネット」が好調に推移するとともに、モバイル向けの「NEND」と「モバ8ネット」が好調に推移したことが主な要因だった。 セグメント別の状況は以下のとおり。 ■パソコン向けアフィリエイト広告サービスは、売上高23億2800万円(同23.1%増)、営業利益6億2300万円(同25.0%増)だった。「A8ネット」で各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。 ■モバイル向けアフィリエイト広告サービスは、売上高20億4200万円(同134.6%増)、営業利益3億6000万円(同189.5%増)だった。モバイル向けアドネットワーク「NEND」の売上が順調に推移したとのこと。 このほか、自社媒体事業は、売上高1億3200万円(同0.1%増)、営業損益1500万円の赤字(前年同期700万円の赤字)、その他が売上高1億2000万円(同28.3%増)、営業利益1000万円(同176.7%増)だった。 3月単月で16億円を突破するなど月次売上高の伸びから相当好調な状況にあったと伺える。下期以降の展開が注目される。これまでの売上高を再掲しておこう。  

    ■2013年12月期の見通し 2013年12月期は、売上高180億円(前期比24.3%増)、営業利益29億円(同29.4%増)、経常利益29億6000万円(同28.5%増)、当期純利益18億1000万円(同10.4%増)を見込む。従来予想からは変更なし。