ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>の第1四半期(1-3月期)の連結決算は、売上高309億円(前年同期比838.9%増)、営業利益186億円(同7383.9%増)、経常利益186億円(同7219.6%増)、四半期純利益123億円(同5305.7%増)となった。すさまじい収益の伸びとなっている。
超人気パズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が順調に推移し、3月25日には日本国内累計1100万ダウンロードを突破するなど好調に推移したことが主な要因。App StoreやGoogle Playでは売上ランキングで常に首位をキープし続けている。
このほか、アクションパズルRPG「ケリ姫スイーツ」も、シリーズ累計500万ダウンロードを数えるなど、「パズル&ドラゴンズ」に続く人気作となっている。また、コンシューマゲームについては、PS Vita向け「ラグナロク オデッセイ」が販売本数累計30万本を突破した。
セグメント別の業績は、モバイルコンシューマ事業の売上高は292億円(同2344.4%増)、セグメント利益188億円(前年同期1億4200万円の赤字)、またPCオンライン事業は、売上高17億円(同20.1%減)、セグメント利益4300万円(同92.5%減)だった。
[追記]
四半期の売上高と営業利益のグラフを掲示するが、その成長ぶりの凄まじさが見て取れる。
■4月月次は120億円と成長続く
2013年12月期の業績見通しは非開示。コンテンツ関連の新規性の強い事業を展開しており、環境の変化が激しいことに加え、連結子会社で米国NASDAQ市場に上場しているGRAVITYが業績予想を開示しない方針としているため。
なお、4月度の月次単体売上高速報値も公開しており、前年同月対比1142.8%増の120億円だったとのこと。月次売上高は、1月85億円、2月は100億円と発表していたが、足元でも引き続き高成長を維持していることが伺える。