ドリコム、13年3月期は増収減益…下期以降、回復基調に転じる

ドリコム<3793>は、この日(5月9日)、2013年3月期の決算を発表し、売上高84億9000万円(前期比18.1%増)、営業利益4億7400万円(同65.0%減)、経常利益4億7400万円(同65.0%減)、当期純利益1億2700万円(同84.2%減)だった。       ■主力のエンタメウェブは、セグメント売上高77億4400万円(同19.9%増)、セグメント利益6億3700万円(同56.5%減)だった。ソーシャルゲームサービス事業で運用体制が不十分であったことに加え、スマートフォン普及の影響により上期は伸び悩んだものの、下期は売上高回復と費用削減により、回復方向に転じた。 『陰陽師』、『ちょこっとファーム』、『ビックリマン』の売上高が減少したものの、『ドラゴン×ドライツェン』が下期にかけて売上高が拡大したほか、『Reign of Dragons』が収益に貢献した、としている。     ■マーケティングソリューションは、セグメント売上高7億9400万円(同6.1%増)、セグメント損益1億6200万円の赤字だった。動画を利用したリワード広告の導入促進に努め、掲載メディアと広告主両面の拡大を進めたものの、動画以外のリワード広告の売上は減少した。   ■2014年3月期の見通し 2014年3月期は、売上高100億円(前期比17.8%増)、営業利益5億円(同5.4%増)、経常利益5億円(同7.5%増)、当期純利益2億5000万円(同96.8%増)を見込む。  
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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