デジタルハーツ<3620>は、5月10日、2013年3月期の連結決算を発表し、売上高68億8500万円(前期比27.8%増)、営業利益9億9400万円(同19.2%増)、経常利益9億9600万円(同23.5%増)、当期純利益5億79500万円(同31.5%増)だった。増収増益での着地となった。
主力のデバッグ事業では、コンシューマーゲーム関連の売上は伸び悩んだものの、スマートフォンやソーシャルゲーム、遊技機関連の受注が伸びたことで、大幅な増益を達成した。さらに、昨年11月に子会社化した国内最大級のゲーム情報サイト「4Gamer.net」を運営するAetasが収益に寄与した。また3Dコンテンツ制作事業については3D映画関連の受注が伸び悩んでおり、特殊な映像効果を表現するVFXサービスに対応したとのこと。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高91億0900万円(前期比32.3%増)、営業利益14億5100万円(同46.0%増)、経常利益14億4700万円(同45.3%増)、当期純利益8億5200万円(同47.1%増)を見込む。