モブキャスト、ソーシャルゲーム開発エンジン「MAGE」の永年利用権を取得　開発効率向上と開発力強化のため

モブキャスト<3664>は、本日（5月15日）、ソーシャルゲームの開発スピード向上と開発力強化のため、Wizcorpが開発したソーシャルゲーム開発エンジン「MAGE」の永年利用権を取得したと発表した。 同社では、今後、自社開発の開発エンジン「MSGE」と、今回取得した「MAGE」を用いて開発することで、開発工数を半減することができ、ソーシャルゲーム開発の開発効率の向上と開発コストが削減できる、としている。 「MAGE」の特徴として以下の3点をあげている。 (1) Node.jsを使用しているため、高速通信が可能で、通信レスポンスが早くなる。 (2)サーバや通信ライブラリが充実しているため、開発者はゲーム自体の開発に注力することができ、表現周りを簡易言語であるJavaScriptで開発できる。このため、開発スピードが速くなる。 (3)高い表現力を実現できるHTML5との親和性が高いため、ブラウザゲームでありながら、ネイティブアプリ並のリッチな表現力を持ったゲームが開発できる。ブラウザゲームにもネイティブアプリにも利用可能なエンジンであるため、海外展開に際しては、その国に適した方法でソーシャルゲームを提供することができる。 なお、現在、「MAGE」を用いて、カーレーシングを題材とした新作ソーシャルゲームを開発しているという。今秋の配信を目標にしており、従来以上に表現力豊かなグラフィックやなめらかな動きを実現し、車好きはもちろん、それ以外の人でも十分に楽しめる内容になっているという。