モブキャスト、著名ゲームクリエイター水口哲也氏を起用してネイティブアプリに参入…第1弾はソーシャルRPGで8月配信予定
モブキャスト<3664>は、本日(5月21日)、世界的ゲームクリエイターである水口哲也氏がプロデュースするネイティブゲームアプリ3本の開発に着手したことを明らかにした。iOSとAndroidアプリとして提供する予定。3タイトルは国内だけでなく、全世界で配信する予定。
同社では、「mobcastゲームスに追加してほしいゲームジャンル」についてユーザーアンケートをとったところ、隙間時間で楽しめ、やりこみ要素のある育成ゲームや、パズルゲーム、その他カジュアルゲームなどを要望する声が多かったことに対応したという。これを受けて、スマートフォンのネイティブアプリに挑戦し、世界を狙う」というプロジェクト(GGCプロジェクト:Global Game Challenge Project)を起ち上げたという。
「セガラリー」、「スペースチャンネル5」、「ルミネス」などを手がけた世界的なゲームクリエイターで、クリエイティブ・アドバイザーでもある水口哲也氏を起用し、第1弾として、RPG要素を取り入れた新機軸のソーシャルゲームを8月上旬に配信する予定。第2弾は、水口氏が得意とする新感覚のソーシャルパズルゲームで、2013年末に配信する予定。第3弾タイトルは、これまでにない新たなカジュアル・ソーシャルゲームになる予定で、2014年初頭に配信する。
モブキャストでは、今回の狙いについて、スマートフォンの普及が進み、アプリストアでゲームを探すユーザーが増加していることに対応するため、としている。さらに、自社開発ゲームの世界展開を重要戦略の一つとし、これまでのブラウザゲームと今回開発するネイティブアプリの2タイプのゲームによって、様々な国でその国の環境に合わせた展開ができると説明している。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664