4月27日付の日経MJは、SNS大手と携帯電話各社がスマートフォン向けサービスで相次ぎ連携していると報じている。
報道によれば、SNS各社は携帯会社と組むことで、消費者をいち早く囲い込み、急成長するスマートフォン市場でのシェア拡大につなげる狙いがあるとのこと。いずれも2000万人以上のユーザーを抱えているが、携帯電話だけでは成長性に限界が見え始めている、としている。
具体的な動きとして、ディー・エヌ・エー(DENA)<2432>がNTTドコモと提携して、5月下旬よりドコモ利用者を対象に、ゲームの先行配信を行う一方、ドコモが「ドコモマーケット」で「Mobage」向けゲームを紹介する。
またグリー<3632>も、今夏よりKDDIのスマートフォンに端末に、「GREE」のアプリが検索できる「GREEマーケット(仮)」のプリインストールを行い、auの利用者を誘導する。
同様に、ミクシィ<2121>も、ソフトバンクモバイルのAndroid搭載端末の電話帳機能とマイミクのデータを同期させたソーシャルフォンを提供している。