デジタルハーツ<3620>は、本日(4月28日)、2011年3月期の業績予想を下方修正し、売上高39億5700万円(前回予想40億6800万円)、営業利益5億2800万円(同6億2000万円)、経常利益4億9500万円(同6億1800万円)、当期純利益2億7800万円(同3億3000万円)とした。
従来予想との比較での修正率は、売上高が2.7%減、営業利益が14.8%減、経常利益が20.0%減、当期純利益が15.7%減だった。
同社では、「東日本大震災」による計画停電等の影響により顧客企業の開発が一部、中断や延期となったことから稼働状況が一時的に悪化したことに加え、コンシューマゲームソフトの販売市場規模の縮小や発売タイトル数の大幅な減少の影響や海外展開の出遅れの影響を受けた、としている。
また営業利益については、、売上高の減少による影響に加え、労働関連法の改正等による労務費割合の増加、新規事業の準備コストの発生が響いた模様。
経常利益、当期純利益については、営業利益の減少や、「東日本大震災」の被災地への義援金の拠出、東証一部への市場変更に係る費用発生が発生したことによる。
なお、配当予想については変更はないとのこと。