デジタルハーツ、笹塚Lab.を7月に増床…デバッグ需要の拡大とセキュリティサービスの積極展開のため

デジタルハーツ<3620>は、本日(6月10日)、関東地域の主要拠点である「笹塚Lab.(ラボ)」を7月1日より増床すると発表した。 今回の増床で、278.71m2増床し、1763.23m2にする。スマートフォン向けゲームアプリを中心にデバッグ需要のさらなる増加に対応するとともに、サイバーセキュリティサービスの提供体制の増強を図るため、としている。 同社によると、スマートフォン向けのアプリではソーシャルゲームのネイティブアプリ開発への移行や、メッセージアプリとして人気を集めるLINEのプラットフォーム化などを背景に、スマートフォンによるデバッグ需要が増加しているという。 さらに4月より開始した「サイバーセキュリティサービス」を開始し、ネット選挙をはじめ、政府機関や企業の重要な情報やシステムを標的としたサイバー攻撃から情報資産を守る「セキュリティデバッガー」の専門集団を結成し、人材の育成と受注体制の強化に努めてきたとのこと。 なお、同社は2013年3月期の業績は、売上高68億8500万円(前期比27.8%増)、営業利益9億9400万円(同19.2%増)、当期純利益5億79500万円(同31.5%増)と増収増益を達成。2014年3月期は、売上高91億0900万円(前期比32.3%増)、営業利益14億5100万円(同46.0%増)、当期純利益8億5200万円(同47.1%増)と前期以上の収益拡大を見込んでいる。