ザッパラス<3770>は、この日(6月13日)、2013年4月期の連結決算を発表し、売上高88億8900万円(前期比11.9%減)、営業利益14億2200万円(同44.9%減)、経常利益16億5500万円(同36.2%減)、当期純利益9億1700万円(同41.9 %減)だった。
同社では、占いを中心とする主力のコンテンツ事業の不振が影響した。同事業の業績は、売上高が15.4%減の66億9300万円、セグメント利益が同28.0%減の23億2700万円となった。
スマートフォン向けサイトの強化や広告出稿量の増加などの取り組みが奏功し、スマートフォンの会員数は増加したものの、フィーチャーフォン向け公式コンテンツの月額課金対象者数の減少を補えなかった。
同社の月額課金会員数は、2012年4月期末は171万人だったが、2013年4月期末は137万6000人だった。前期に比べて19.5%減少した。
このほか、コマース事業が売上高16億4800万円(同8.9%減)、セグメント損益7100万円の赤字、海外事業は売上高1億4100万円、セグメント損益100万円の赤字だった。
■2014年4月期の見通し
2014年4月期は、売上高101億円(前期比13.6%増)、営業利益10億円(同29.7%減)、経常利益10億円(前期比39.6%減)、当期純利益6億2000万円(同32.4%減)と引き続き減益を見込んでいる。