KLab<3656>株式は、本日(6月19日)も買い注文が殺到し、値幅制限の上限となる前日比100円高の777円で取引を終えた。昨日に続くストップ高である。ソーシャルゲーム関連は軒並み値を下げたが、同社株は独歩高となった。
同社は、昨日(6月18日)、2013年12月期第1四半期より営業赤字を計上していたが、5月単月で営業黒字になったと発表しており、今後の業績拡大を期待した買いが入っているようだ。
同社の発表によると、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』や『幽☆遊☆白書 ‐魔界統一最強バトル‐』などが好調に推移したことに加え、外注費を中心としたコスト削減を計画以上のスピードを進めたことも寄与した。
業績回復のけん引役とみられる『ラブライブ!』は、6月からAndroid版もリリースされている。ランキングの上がりづらいGoogle Playの売上ランキングで開始からわずか6日でトップ10入りを果たすなど異例のスピードで順位を上げており、6月以降の収益の伸びへの期待が高まっている模様。
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会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656