【3分でわかる】『ラブライブ!』の要点と簡易分析

■コンテンツ名: 『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』 ■デベロッパー名: KLab ■カテゴリ: アーケード&アクション(Google Play) / ゲーム(App Store) ※今回はAndoroid版の分析になります。       基本ループ     【概要】 ・リズムアクション&アドベンチャー※ IPタイトル/音ゲー ・プレイヤーはスクールアイドル“μ‘s(ミューズ)”の活動を手伝う ・「ストーリー」と「ライブ」の2つのパートによって構成 シナリオを読み進めるストーリーパート※全編フルボイス リズムアクションを楽しむライブパート※現状収録曲は10曲程度、今後追加予定 ・ストーリーパートを読み進めることでライブパートでプレイできる楽曲が解放されたり ライブクリアなど条件を満たすことでストーリーの続きが解放されたりする ・ライブはユニットを編成して挑戦( 9枚の部員(カード)を配置) ・曲には属性と難易度がある(属性 スマイル、ピュア、クール / 難易度 イージー、ノーマル、ハード) ・カードのパラメーターもスマイル、ピュア、クールがあり、 曲の属性により、ライブプレイ時のスコアに影響する ・直接の対戦はない。上位10位まではランキングが表示される ・特技を持った部員(カード)をユニットに入れたりすることで、ライブが有利になる ・LP(行動ポイント)の回復は6分で1回復     【ランキング確認】※GooglePlay   ■状況 リリース一ヵ月で売り上げランキング15位に入る人気コンテンツです。 ※2013年6月下旬時点 ・先行してiOS版がリリースされているタイトルですが、Android版はリリース後1週間で売り上げ10位以内にランクインしています。   【所感】 「音ゲーとしての操作方法」や「難易度の設定」は良質に感じました。タップだけではなく「同時押し」や「長押し」の操作感が楽曲の難易度により適度に盛り込まれており、9つある部員の配置箇所(タップ箇所)にめまぐるしく行き交うので、クリアした時に達成感を感じやすいです。難易度を上げると大分難しくなるため、音ゲーが苦手なユーザーは、ストーリーを進展させるために、ある程度コンティーが必要になります。 ストーリー進行の際に操作はありませんが、キャラクターがボイスで会話を繰り広げてくれるので、「ラブライブ!」の本編を知らない人も、本作の世界観を感じることができ、楽しむことができます。 またゲームをプレイしているうちに、自分の好みのキャラクターができる場合もあると思います。ボイスによるキャラクターのアピールなど、カード(ガチャ)訴求ではないキャラクターの魅力の演出が上手くできていると感じました。 9ヵ所に配置するカードによりプレイ時のスコアに影響が与えられるため、「バランスよく各属性のカードを集める必要があるデッキ構成(ユニット)」も、ガチャを促進しているかもしれません。 本作のファンではない人には、「まずファンになってもらうように楽しんでもらう」。ファンには、「課金してでも進行させたい内容」を提供しているように感じました。   【メインコンテンツ】 ■ストーリー 「メインストーリー」と「サイドストーリー」があり、進行中に操作はなくキャラクターが進行してくれます。 全編フルボイスでストーリーを楽しむことができます。   ■ライブ 曲に合わせて演奏(タップ)することでスコアを獲得し、クリアを目指します。     ・タップは 1ヵ所押し / 2ヵ所同時押し / 長押し→離す の3種類が指示される ・タップをミスすると体力ゲージを消耗する。楽曲が終わる前にゲージが0になると、 ゲームオーバー。(有料通貨”ラブカストーン”1つ使用でコンティニュー可能※何回でもコンティニュー可能) ・楽曲をクリアすることで部員と絆を深める&経験値を入手することができる ・ライブ中は部員の特技が発生することがある※発生条件は部員により様々   【優良ポイント】 ライブ(演出&操作感)       配置するユニットと部員によりスコアへの影響度にかなり差がでます。楽曲ごとに上位ユーザーや自分のランキングを確認できるので他プレイヤーと競うことが可能です。 またライブをクリアすることで新ストーリーが解禁されたりします。そのため「早くストーリーの続きが見たい」等の感情が芽生えると、楽曲をクリアしていかなければならないのですが、音ゲーが苦手な方やLPの回復を待てない方は課金で進めることができます。   【コンテンツ内 集客施策確認】 ①新規獲得 ■有効手段:友人招待施策(訴求) アプリ紹介ページ最適化 ユーザーレビュー訴求 等 ・友人招待施策は実施されていませんでした。※ID検索の機能などは実装されていました。 →招待による集客はほとんど無いと思われます。   ②継続 ■有効手段:ログインボーナス(デイリー/マンスリー)無料ガチャ等※イベント除く ・ログインボーナス、連続ログインボーナス(ログインスタンプ)、無料ガチャ(1日1回)の実施。   ③ 呼び戻し ■有効手段:プッシュ通知 等 ・プレイ期間に通知はありませんでした。 ▼コンテンツ内での集客施策はあまり力が入っていないように伺えます。   ■筆者 壱岐 信人(いきまこと) 国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、 株式会社AppBroadCastネイティブアプリマネージャー。 エンタメ業界を中心に様々なWebサービスのディレクションを経験。 現在はプレイアビリティ分析を通じたアプローチから、ゲーム集客支援を手掛ける AppBroadCastコーポレートWEB:http://appbroadcast.jp Facebookアカウント:https://ja-jp.facebook.com/people/Makoto-Iki/100005686534507 分析レポートに関するお問い合わせ:http://www.appbroadcast.jp/info#!info/ccft 毎週お届けする注目タイトルの「プレイアビリティ分析レポート」も販売中。 詳しくはこちらまでお問い合わせください info@appbroadcast.jp
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
企業データを見る
株式会社ブシロード
http://bushiroad.com/
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会社情報

会社名
株式会社ブシロード
設立
2007年5月
代表者
代表取締役社長 木谷 高明
決算期
6月
直近業績
売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7803
企業データを見る