メディア工房<3815>は、本日(7月11日)、2013年8月期の第3四半期の連結決算を発表し、売上高18億5400万円(前年同期比6.2%減)、営業利益5億4000万円(同26.6%増)、経常利益5億3800万円(同26.2%増)、四半期純利益3億1700万円(同41.1%増)だった。
昨年来より、スマートフォンの普及に伴い、決算で苦戦するモバイルCPが多く出ているが、同社や日本エンタープライズなどはスマートフォン対応に成功し、見事に増益を達成している。
携帯電話販売事業からの撤退に伴い、売り上げが前年同期比でマイナスとなったものの、占いを中心とするコンテンツ配信が伸び、20%を超える営業増益を達成したとのこと。
主力のコンテンツ事業は、フィーチャーフォン向けの売り上げが前年同期比で2億7300万円減少した一方、スマートフォン向けの売上高が前年同期比8.7倍の3億9100万円となり、フィーチャーフォンでのマイナスをカバーした。
「完全人間分析 超精密占いパーフェクトキューブ」「高精度姓名判断 ネームサーモグラフィ」などのiOSアプリが好調だったほか、LINE占い向けのコンテンツ提供も行ったことが奏功した模様だ。
■2013年8月期の見通し
2013年8月期は、売上高24億円(前期比9.1%減)、営業利益6億4000万円(同0.7%増)、経常利益6億4000万円(同0.6%増)、当期純利益3億6800万円(同6.1%増)を見込む。従来予想からは変更はない。