オンラインゲーム・ソーシャルゲームの開発・運営を行なっているサイバーステップ<3810>は、本日(7月12日)、2013年5月期の連結決算を発表し、売上高13億6300万円(前期比0.3%増)、営業利益9800万円(同78.7%増)、経常利益1億0100万円(同128.1%増)、当期純利益4100万円(同12.0%増)だった。
同社では、既存ゲームタイトルはユーザーから高い評価を頂いているものの、収益面でて海外・国内共に低調に推移し、大きく回復するには至らなかった、としている。また、新規採用の抑制、外注や販促費の抑制などコスト削減も行い、利益水準は大きく伸びた。販売管理費は前期比7.5%減の8億9000万円となった。
また、純利益については、12%の伸びにとどまったが、これは海外からのロイヤリティー収入及びライセンス料入金に係る外国税額について控除しきれない金額が発生したとのこと。
■2014年5月期の見通し
2014年5月期の業績予想は非開示。同社では、オンラインゲーム・ソーシャルゲームの開発・サービス事業を展開しており、事業環境の変化が激しいこと、海外に複数地域連結子会社があり事業環境を予想することが困難であることなどを理由にあげている。