ファンコミュニケーションズ<2461>は、この日(7月16日)、2013年12月期の連結業績予想を上方修正し、売上高203億円(前回予想180億円)、営業利益34億1000万円(同29億円)、経常利益29億6000万円(同34億8000万円)、当期純利益21億4000万円(同18億1000万円)とした。
従来予想からの修正率は、売上高12.8%増、営業利益17.6%増、経常利益17.6%増、四半期純利益18.2%増だった。月次決算から好調な様子が伺えたが、今回、第2四半期の業績予想とともに上方修正を行った(関連記事:ファンコミ、5月月次は17.97億円と過去最高更新…スマホ普及追い風に主力サービスが拡大)。
同社では、修正の理由について、売上高は引き続きパソコン向けアフィリエイト広告サービス「A8.net」と、スマートフォン向け広告配信サービス「nend」が順調に推移すると想定されるため、としている。さらに、販管費が対予算比で削減できていることも利益を押し上げる見通し。