メディア工房<3815>が1月13日に発表した第1四半期(9-11月期)の連結業績は、売上高5億9700万円(前年同期比23.2%増)、経常利益1億6200万円(同65.9%増)、四半期純利益9400万円(同91.3%増)となった。
同社では、主力の携帯電話向けコンテンツで、ユーザー数の増加に対応して新規コンテンツの投入を図るとともに、無料ユーザーの有料コンテンツ会員への誘導を行った、としている。その結果、四半期末時点でのサイト数は54コンテンツ・169サイトになり、有料会員数は前年同期比38.4%増の33万7331人となった。
PCコンテンツについては、新規コンテンツの投入やプロモーション展開を図ったものの、市場全体が縮小しているため、売上は前年同期を下回った。
そのほか、「mixiアプリ」・「モバゲータウン」・「GREE」向けにソーシャルゲームを展開したという。
コンテンツ事業の業績は、売上高5億2400万円(前年同期比33.0%増)、営業利益2億5100万円(同49.4%増)だった。
他方、携帯電話販売事業については、スマートフォンや周辺機器の販売を強化するなど収益体質の転換を図ったところ、売上は前年同期比15.6%のマイナスとなったが、営業利益6000万円と黒字を計上することができた、としている。
8月通期では、売上高23億8000万円(前期比11.5%増)、経常利益5億4500万円(同22.1%増)、当期純利益3億1000万円(同20.7%増)を見込む。従来の予想からは変更なし。