ACCESS、第2四半期は営業益46%減…ロイヤリティー収入の落ち込みで

ACCESS<4813>は、8月30日、第2四半期(2~7月期)の連結決算を発表し、売上高56億4000万円(前年同期6.7%減)、営業利益6億0900万円(同45.9%減)、経常利益7億3600万円(同41.2%減)、四半期純利益5億5000万円(同72.9%減)となり、大幅な減収・減益での着地となった。       第1四半期にAppleなどに保有しているスマートフォン関連の特許ライセンス収入などを計上したものの、フィーチャーフォン向けのブラウザ「NETFRONT」関連の利益率の高いロイヤリティー収入が減少したことが響いた模様だ。ただし、利益面については、従来の計画を大きく上回っての着地となる。 これまで同社は、第2四半期の業績予想について、売上高56億4000万円、営業利益3億円、経常利益3億円、四半期純利益2億円としていたが、実績は、営業利益で103.3%、経常利益で145.6%、四半期純利益で175.3%上回った。       ■2014年1月期の見通し 2014年1月期は、売上高118億円(前期比0.7%増)、営業利益10億円(同29.8%減)、経常利益10億円(同40.3%減)、当期純利益9億円(同65.4%減)を見込む。       なお、通期予想は据え置き。下期に来期以降の売上実現へ向けた研究開発費などの一部増加を見込んでいることに加え、事業の不確実性などを総合的に勘案したため、としている。