LINEは、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ『LINE』において、さらなる海外ユーザーの拡大に向け、世界を代表するサッカークラブチーム「FCバルセロナ」のライセンス権を獲得し、LINEユーザーに向けてデジタルコンテンツを展開する契約を結んだことを発表した。
「FC バルセロナ(Futbol Club Barcelona)」は、1899年に創設され、スペインのバルセロナを拠点に活動する世界屈指のサッカークラブです。FIFAクラブワールドカップ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、スペインリーグ優勝22回の実績を誇り、世界中に17万人を超えるソシオ(会員)を有している。
このたびの契約の第一弾として、「LINE公式アカウント」で「FC バルセロナ」アカウントの提供を開始。ユーザーは当該アカウントを「友だち追加」することで、クラブチームの最新ニュースや、イベント情報などをLINE上で受信することができる。
さらに「FC バルセロナ」の公式アカウントを「友だち追加」したユーザーを対象に、チームに所属するサッカー選手をモチーフとした「FC バルセロナ」のオリジナルスタンプを無償で提供。
※スタンプは2013年9月5日より提供開始。
■ スタンプ一覧
今後は、さらに様々な人気選手を加えた有料版スタンプも展開するほか、LINE連携アプリである「LINE GAME」や「LINE camera」に「FC バルセロナ」人気選手のキャラクターが登場したり、「LINE PLAY」でオリジナルルームを公開するコラボレーションも予定しているとのことだ。
■ 「FC バルセロナ」公式アカウントおよびスタンプ概要
配信国:中国を除く全世界
対応言語:日本語、英語、スペイン語、カタルーニャ語、ポルトガル語
なお、先日のカンファレンスや「CEDEC2013」(関連記事)では、スペインにおける『LINE』のダウンロード数が第4位(1500万ダウンロード)に位置していることが発表された。
また、講演で森川社長は「スペインでは、名門バルセロナのメッシ選手も使用しており、国民の間でも一般的に広まっている」と話したように、今回の契約を通して、ヨーロッパ・南米などの地域を中心に、海外ユーザーのさらなる拡大が加速していくことだろう。