【TGS2013】ブシロードが放つTCGアプリ『ファイブクロス』の魅力は、集めて眺めるコレクションの楽しさを十二分に引き出した作品
“ハイブリッドTCG”と聞いて、いまいちピンと来ないものだが、言わば従来のTCGと同様に店舗で販売されるカードを、オンライン上でも戦わせることのできる、アナログとデジタルが融合した形のことを指すようだ。
ゲームまでの手順は、じつにシンプルだ。まず店頭でパックを購入してカードを手に入れる。その後、カードに付いているQRコードから、オンラインでアプリに登録していく。そして、それらの登録したカードで、全国のユーザーとカード対戦が行えるわけだ。
カード対戦は、自身でデッキを組んだ後、すべて自動で行われる。また、本作では部屋も作れることができ、特定のユーザーやフレンドを招いて対戦ができるなど、コミュニティ制にも特化した要素もあり。
そして本作の最大の魅力は、やはり自身で集めた実在するトレーディングカードを、データとしてアプリ内にコレクションできることにある。担当者に聞いてみると、パックのカードはもちろん、特別なサイン入りカードなどもデジタル化してアプリ内に登場させるなど、よりゲーム意欲やコレクター魂くすぐる展開を見せるようだ。
▲左写真は、サンプルではあるが実際のカード。こちらに記載されたQRカードを通して、アプリ内にカードが登場する。右写真は、アプリ内のコレクション画面。インターフェイスは、全体的にすっきりした印象だ。
何よりも本作に参戦する『インフィニット・ストラトス』や『ファンタジスタドール』のほか、下記の今後予定されている人気アニメタイトルのIPが、アプリの価値やコンテンツを拡充させることに対して、拍車をかけていきそうだ。
とはいえ、本作で言うところの料金形態・課金体制というのは、店舗でカードを購入する行為にあたる。そのため、これまでとは異なる革新的なソーシャルカードゲームとして、今後も話題を振りまいていくのは間違いないだろう。
本作は、2013年11月8日(金)に正式サービス開始。『インフィニット・ストラトス』と『ファンタジスタドール』の第1弾ブースターパックも同日に発売する。また、オープンベータサービスは近日開始とのことだ。
■ 今後参戦予定のアニメ作品
・『ソードアート・オンライン』 12月発売予定
・『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』 今冬発売予定
・『プリティーリズム・レインボーライブ』 2014年発売予定
・『熱風海陸ブシロード』 2014年発売予定
▲ブース内には、参戦予定のアニメ作品で彩られた“痛車”が展示されていた。
■ 関連サイト
© Izuru Yumizuru, OVERLAP/Project IS © 2013 ファンタジスタドールプロジェクト/FD製作委員会 © 熱風海陸ブシロード製作委員会 © 川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project © 谷川ニコ / スクウェアエニックス・「ワタモテ」製作委員会 © T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PRR製作委員会 ©bushiroad All Rights Reserved.
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803