KONAMIの新作音ゲーアプリ体験会レポート…最新作『ポップンリズミン』の詳細や『jubeat plus』が譜面作成モード追加、アーケードと連動!?
本イベントでは、Mobageで配信中の『戦国コレクション』と『戦コレ絆クロス』のトーク&ミニライブを交えたステージのほか、同社が贈る音楽ゲームアプリの新情報が公開。
本稿では、音楽ゲームアプリ『jubeat plus』『REFLEC BEAT plus』の最新バージョンをはじめ、ビーマニオリジナル新作アプリ『ポップンリズミン』『GITADORA』のアプリ体験会をお届けしていこう。
イベントでは、iPhone/iPadの情報サイト「App Bank」の高橋編集長による司会進行で、はじめにKONAMIのディレクター・清野秀行氏(写真右)が登場。同氏からKONAMIの音楽ゲームアプリの最新情報が発表された。
すでに配信されて好評を博している『jubeat plus』『REFLEC BEAT plus』は、もともとアーケードで稼働しているタイトル。前述した作品は、そんなアーケードの操作方法をそのままに、コンスタントに提供される楽曲パックの追加などで、従来のファンはもちろん、新規のユーザーにも楽しまれている音楽ゲームアプリとなる。
そして、今回新たに発表となった『ポップンリズミン』と『GITADORA』。こちらもアーケードの人気タイトルではあるものの、よりスマートフォンやPCタブレットにおく遊びやすさを追求した、KONAMIの“新規音楽ゲーム作品(アプリ)”として、発表された作品だ。今回の記事では、タイトル別で各々の新情報をお伝えしていこう。
■ 『jubeat plus』 - 譜面EDIT+アーケード版との連動機能「jubeat Lab.」を追加
『jubeat plus』は、流れる楽曲に合わせて表示されるマーカーをタップするシンプルな音楽ゲーム。今回のアップデートでは、新機能としてEDITモード「jubeat Lab.(ユビートラボ)」が追加される。本モードでは、アプリ内に収録されている楽曲の譜面を、プレイヤー自ら新たに作成することができるようになるのだ。
さらに作成した譜面は、専用のサーバにアップロードすることで、フレンド同士や全国のプレイヤーに公開して、プレーヤー同士で共有することも可能とのこと。また、アーケード版のシリーズ最新作『jubeat saucer(ユビートソーサー)』との連動機能として、譜面EDIT機能で作成した譜面については、アーケード版でもそのままプレーすることが出来る。これにより、iPhone/iPadなどを持ってないフレンドでも、アーケード版を通じてオリジナルの譜面を楽しむことが可能だ。
そして、清野氏によるデモンストレーションでは、「jubeat Lab.」の実演が行われた。これまで購入した楽曲パックであれば、すべて譜面EDIT機能の対象となるそうで、「jubeat Lab.」は楽曲を選んで難易度の隣にスライドすることで同モードが出現するようだ。
譜面作成の画面では、流れる曲に合わせてタップしていく……といった直感的でシンプルな作成方法もあるが、元から存在する難易度別の譜面を呼び出して、そこから作成することも出来るとのこと。利便性の高さとして挙げられるのは、画面上部に位置する楽曲バーをドラッグすることで、容易にコピー・削除できることにある。
今回の「jubeat Lab.」が追加されたアップデートは、本日9月28日(土)から公開。清野氏からは、「jubeat Lab.」の「点を忘れずに(笑)」との声もいただいた。新モードに対する並々ならぬ開発者魂のこだわりを感じた瞬間だ。
■ 関連サイト
■ 『REFLEC BEAT plus』 - 抜群なUIとして生まれ変わる新テーマ「limelight」配信
『REFLEC BEAT limelight』は、向かって飛んでくるオブジェクトを、判定ラインと重なる瞬間にタイミングよく直接指でタッチする対戦型リズムアクションゲーム。今回のアップデートでは、収録されている背景やマーカーなどの各種テーマに「limelight」デザインが追加された。
こちらの「limelight」は、アーケード版の2作目にあたるサブタイトル・デザイン。清野氏からは「“衣替え”をさせていただきました」とのコメントに続き、司会の高橋氏からは「可愛らしい! 女性も気軽に遊べそうですね」と、新デザインの魅力について語られた。ちなみに変更方法は、セッティング→テーマから可能とのこと。
さらに今回のアップデートでは、追加機能として「プレイリスト」機能を搭載。未プレー曲や、レベル別でのソートに加え、プレイヤーが自由に作成できるオリジナルプレイリストの作成も可能となった。また、これまでiTunesもしくはWi-Fi環境からしかダウンロードできなかった本作だが、今回のアップデートにより3G/LTE回線からでもダウンロード可能になったのも見逃せない嬉しいポイントだ。こちらも本日9月28日(土)から公開。
■ 関連サイト
▲店内は『戦国コレクション』のトークショーはもちろん、新規音楽ゲームアプリの体験会ということもあり大盛況!
■『ポップンリズミン』 - アーケード版と大きく異なる遊び方とは?
さて、『ポップンミュージック』といえば、可愛いキャラクターとシンプルな操作方法で女性からも人気の高い音楽ゲームだ。しかし、今回“BEMANIシリーズの最新作”と銘打たれた音楽ゲームアプリ『ポップンリズミン』は、従来の作品とは異なる新感覚のリズムアクションゲームとのことで発表された。
とはいえ、世界観や簡単なゲーム内容は変わらない。操作方法は、リズムに乗りながら画面に飛んでくるポップ君がぶつかった(交わった)瞬間にタップするだけ。このほか飛んでくるポップ君がぶつかった瞬間に、長押し・ダブルタップ・同時押しを使い分けて演奏するなど、初心者はもちろん、手馴れた上級者にも納得できる操作感となっている。
そして『ポップンミュージック』でおなじみのキャラクターも可愛く描き下ろしされてリニューアル。さらに「トレジャーモード」を遊んで新しい楽曲や壁紙などを解禁できたり、友人とスコアを比較したり、またこちらでも協力しながら楽曲や壁紙を解禁することが可能とのことだ。
ちなみに詳細は語られなかったものの、「ポップン腕前チェッカー」や「ドキドキポップンクイズ」など、“アーケードと絡む要素”も存在しているとのことで、従来ファンは必携のアプリとなっていることは間違いないだろう。こちらは近日公開予定とのこと。
▲体験会ではスマートフォン、PCタブレットのふたつから試遊できた。また、キャラクターの解禁画面では、何やら必要なアイテム・条件ある模様。
最後に紹介された『GITADORA』は、アーケードで中高生に絶大な人気を誇るギター&ドラム音楽シミュレーションゲームのアプリ版だ。バンド体験が楽しめる要素はそのままに、ネックボタンを押さえながらリズムにあわせてピッキングゾーンを弾くギターモードと、リズムにあわせてタップするドラムモードに挑戦出来る。
ステージでは、デモンストレーションは無かったものの、清野氏がスマートフォン片手にギターを弾く真似で会場を沸かしていた。ちなみに同氏からは「ギターはスマートフォンで、そしてドラムはPCタブレットで遊んでみてください!」と、双方の特徴を活かしているアプリであることを伝えてくれた。こちらは配信中だ。
■ 関連サイト
同社が誇る音楽ゲームブランド「BEMANI」シリーズ。アーケード市場におく音楽ゲーム界隈を席巻している数々のタイトルが、現在では手軽にモバイル端末上でも遊べるようになってきた。音楽ゲームとしてのクオリティの高さはもちろんのこと、ここからアーケード版との連携が絡み合うことは、何よりも同社の強みであろう。
室内や足を運べないときはスマートフォンで遊び、それら端末に注いできた熱をアーケードで爽快感と共に解消していくなど、カジュアルとリッチなコンテンツが共存したサービスとして、今後も注目していきたいタイトル郡である。
(C)Konami Digital Entertainment
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)