MUMSS、カプコンはソーシャルゲームがけん引し増益基調継続と予想

三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、カプコン<9697>について、ソーシャルゲームがけん引役となり、今後も増益基調が続くと見ているようだ。 これは5月9日付けのレポートで明らかにしたもので、従来、減益予想だった2012年3月期、2013年3月期の業績見通しを上方修正し、2012年3月期の営業利益を106億円から147億円に、2013年3月期を83億円から155億円とした。2014年3月期の予想も開示し、187億円。2011年3月期の実績は142億円、会社計画は121億円となっている。 同証券では、従来、ソーシャルゲームの業績予想を見込んでいなかったことに加え、コンシューマー・オンラインゲームの収益拡大を鑑みたとのこと。ソーシャルゲームの営業利益予想は、スマートフォン向け大型タイトルが寄与し、2012年3月期30億円、2013年3月期40億円、2014年3月期50億円となっている。 なお、レーティングは「Neutral」の継続、目標株価については1420円から1720円に引き上げた。
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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