9月の携帯電話出荷台数、前年比18.9%減の200万1000台 3カ月連続のマイナス 冬モデル発売前で買い控え

電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、11月12日、9月のPHSを含む移動電話の国内出荷台数について、前年比18.9%減の200万1000台だった、と発表した。

冬商戦モデルの発売前であることから買い控えが起きたため、3カ月連続のマイナスになったようだ。内訳は、携帯電話が同25.1%減の178万3000台、そのうちスマートフォンが同41.6%減の81万1000台、公衆用PHSが151.1%増の21万7000台だった。公衆用PHSが大きく伸びたが、これはスマートフォン新機種が2機種発売されたことによる。

なお、JEITA/CIAJの発表する統計は、富士通やソニーモバイルコミュニケーションズ、シャープ、カシオ計算機など日本メーカーの実績を集計したものとなっている。アップルやサムスン電子などの販売実績は含まれていないので注意してほしい。