サイバーエージェント、14年中に東証1部を目指すとの報道にコメント…「正式に決定した事実はございません」

サイバーエージェント<4751>は、本日(12月11日)、東京証券取引所第1部への上場を目指すための準備を行っているとの一部報道に対して、「東証一部上場については、様々な可能性から検討しておりますが、現時点において、正式に決定した事実はございません。今後、開示すべき決定事実があれば、決定次第速やかに当社から公表いたします。」とのコメントを発表した。検討しているが決定していないという微妙な表現だ。

この日の日本経済新聞朝刊で、2014年中に東証1部への市場変更を目指すための準備を行っていると報じており、同社のリリースはこれに対応したものとみられる。背景には、東証マザーズが成長企業向けという役割を明確化を進めており、規模が大きくなった企業には東証1部もしくは2部への変更を促していることがある、と指摘している。また東証1部に変更すれば、インデックスファンドや大手機関投資家からの買いが入り、投資家層を広げることが可能になる。
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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