サイバーステップ、6～11月期は営業益284％増を達成…オンラインゲームの自社運営売上が好調

オンラインゲーム開発・運営のサイバーステップ<3810>は、本日（1月10日）、2014年5月期の第2四半期（6～11月期）の連結決算を発表し、オンラインゲームの収益が伸びたことにより、営業利益284％増と大幅な増益を達成した。

同社の発表した決算は、売上高6億5300万円（前年同期比3.8％増）、営業利益7400万円（同284.9％増）、経常利益7500万円（同300.1％増）、四半期純利益4900万円（前年同期500万円の赤字）だった。





同社では、ロイヤリティ売上高が同30.7％減の8500万円、自社運営売上高が同12.1％増の5億6800万円だった。増益に寄与したのは、自社運営売上高だった。新作のリリースはなかったものの、アジアや北米において、「ゲットアンプド」、「コズミックブレイク」、「ゲットアンプド2」などの主力タイトルが好調だったとのことだった。

なお、続く2014年5月期の見通しは非開示。事業環境の変化が激しいことや、海外に復数地域での連結子会社を展開していることもあり、事業環境を予想することを理由としてあげている。

またトピックスとしては、2013年12月からMMORPG『鬼斬（おにぎり）』のサービスを開始。同月16日には20万ダウンロードを突破するなど好調なスタートを切っており、第3四半期以降、収益に寄与する見通しだ。