VOYAGE GROUP、千葉県市原市に「VOYAGEファーム」を開園  障がい者雇用と農業参画を始動

VOYAGE GROUPは1月15日、障がい者雇用を考える中で「障がい者の方も仕事に対してしっかりやりがいを感じながら働き続けることができること」を第一に考え、千葉県市原市に1200平方メートルの「VOYAGEファーム」を開園したと発表した。

エスプールプラスが運営する「わーくはぴねす農園 市原ファーム」に入居し、千葉県市原市に「VOYAGEファーム」を開園。1月10日、2名の障がい者の方と1名の常駐管理者に対する正式な辞令公布及び、懇親を目的とした開園式を実施した。今後この2名のクルーは、まずVOYAGEファームの環境整備から始め、常駐管理者のもと、野菜栽培に従事していく。栽培した野菜の活用方法については、多くのクルーの意見も取り入れながら検討する。
 

▲約1200平方メートルのVOYAGEファーム


VOYAGEファーム担当の後藤尚人・人事本部長 のコメントは以下の通り。

「VOYAGEファームを開園した一番の理由は、障がい者の方も仕事に対してしっかりやりがいを感じて働き続けることができるからです。当初は、社内で何か新たな業務を作り、従事していただくことも考えました。しかし、仕事の内容や難易度、満足感、障がい者の方の通勤など難しい課題がとてもたくさんあることも事実です。彼らにとって、栽培した野菜を私たちが活用し、フィードバックすることが最も大きなモチベーションになると聞いているので、野菜栽培をする2名のクルーにとっても、そしてオフィスで働くクルーにとっても、双方の理解を深め、喜びや感謝、やりがいなどを感じられるような取り組みを考えていきたいと思います」