ベクター<2656>は1月24日、2014年3月期第3四半期(10~12月)の連結決算を発表した。オンラインゲーム事業の収益が想定を下回り、4~12月累計では、売上高にあたる営業収益が前年同期比12.8%減の16.67億円だった。もっともコスト削減を進め、営業損益は1.91億円の赤字と前年同期(2.42億円の赤字)から赤字幅は縮小した。経常赤字は1.83億円(前年同期は2.38億円の赤字)、最終赤字は1.78億円(同4.34億円の赤字)だった。
10~12月の四半期でみると、売上高は5.52億円と前四半期(7~9月)から3.8%減った。営業損益は0.59億円の赤字。営業赤字幅は前四半期(0.61億円)からわずかに縮小したものの、9四半期連続で営業赤字が続いた。一方、最終赤字は0.65億円と、前四半期(0.56億円)からやや拡大した。
オンラインゲーム事業、ソフトウェア販売事業、サイト広告販売事業の3事業全てで売上高が減った。
2013年末時点で運営する従来型オンラインゲーム(ソフトをパソコンにダウンロードするもの)は8タイトル、ブラウザゲームは7タイトル。スマートフォンゲームは2013年6月からiOSゲームアプリ『アルカナ・マギア』を配信し、12月からAndroid版を提供している。ソフトウェア販売事業は、パソコン市場の縮小や有料ソフトへの需要減少傾向が響いた。
なお、同時に2014年3月期通期の業績予想を公開した。前期比で売上高が減り、営業赤字幅も拡大する。1~3月の四半期も赤字が継続する見通しだ。これまで未定としていた年間配当もゼロ円にすると発表した。
10~12月の四半期でみると、売上高は5.52億円と前四半期(7~9月)から3.8%減った。営業損益は0.59億円の赤字。営業赤字幅は前四半期(0.61億円)からわずかに縮小したものの、9四半期連続で営業赤字が続いた。一方、最終赤字は0.65億円と、前四半期(0.56億円)からやや拡大した。
オンラインゲーム事業、ソフトウェア販売事業、サイト広告販売事業の3事業全てで売上高が減った。
なお、同時に2014年3月期通期の業績予想を公開した。前期比で売上高が減り、営業赤字幅も拡大する。1~3月の四半期も赤字が継続する見通しだ。これまで未定としていた年間配当もゼロ円にすると発表した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社べクターホールディングス
- 設立
- 1989年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2656