ブロードバンドタワー、第3四半期は経常益12%増-ホスティングやEC支援が伸びる

ブロードバンドタワー<3776>が本日(5月11日)発表した第3四半期累計(2010年7月~2011年3月期)の連結業績は、売上高108億4600万円(前年同期比16.5%増)、営業利益5億6500万円(同8.4%増)、経常利益5億4800万円(同12.9%増)、四半期純利益2億7200万円(同22.7%増)だった。 同社では、ストレージ機器販売は価格競争により売上が計画を下回ったものの、ホスティングサービス「Flex Hosting」やクラウドサービス「Flex-IaaS」を中心としたアプリケーションプラットフォームサービスが伸びたことに加え、ECシステム構築支援・運用サービスとTVショッピング支援事業が拡大したようだ。 また、「資産除去債務に関する会計基準」の適用に伴う特別損失2億0200万円や、投資有価証券評価損1億0800万円を特別損失として計上したとのこと。 このほか、機動的な資本政策を行うため、8億7900万円の自己株式の取得を行い、保有する自己株式数は1万5960株になったという。   ■2011年6月期の見通し 6月通期は、売上高142億円(前期比10.8%増)、営業利益7億5000万円(同1.4%増)、経常利益7億3000万円(同3.7%増)、当期純利益2億3000万円(同21.5%減)を見込む。従来予想からは変更なし。