コーエーテクモHD、第3四半期は過去最高に…無双シリーズや「信長の野望」が好調、オンライン・モバイルも伸びる
コーエーテクモホールディングス<3635>は、本日(1月31日)、第3四半期累計(2013年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高255億円(前年同期比15.2%増)、営業利益35億円(同43.5%増)、経常利益74億円(同86.1%増)、四半期純利益49億円(同90.8%増)だった。
いずれも第3四半期の業績としては、2009年のコーエーとテクモの経営統合以来、売上高、営業利益、経常利益、最終利益がいずれも過去最高の業績となった。
同社では、「信長の野望・創造」をはじめ、「真・三國無双7 猛将伝」、「真・三國無双7 with 猛将伝」のほか、「真・ガンダム無双」など、新作や旧作のリピート出荷、ダウンロード販売が好調に推移した、としている。また株式相場の上昇や為替相場が円安で推移したことで、有価証券関連損益も大きく改善した。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■ゲームソフト事業は、売上高170億円(同16.0%増)、セグメント利益30億円(同17.6%増)だった。新作タイトルに加え、旧作のリピート出荷やダウンロードコンテンツ販売も伸長したことなどから増収増益を達成し、第3四半期連結累計期間としては経営統合以来、過去最高の業績となった。
「信長の野望・創造」が好調な滑り出しとなったことに加え、「真・三國無双7 猛将伝」、「真・三國無双7 with 猛将伝」、「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術士~」などが好調だった。また「真・ガンダム無双」も人気。海外では、「PlayStation 4」のアジア向けローンチタイトルとして「真・三國無双7 with 猛将伝」を発売し、順調なスタートを切ったとのこと。
■オンライン・モバイル事業は、売上高46億円(同21.2%増)、セグメント利益6億円(同49.5%増)だった。ネイティブアプリ「大航海時代Ⅴ」の事前登録を開始し、高い注目を集めている。「100万人の信長の野望」をはじめとする「100万人」シリーズについては、マルチプラットフォーム展開を積極的に推進した結果、年末にかけて好調に推移した。海外では、アジア市場でサービス中の「のぶニャがの野望」をはじめとした各タイトルが、引き続き好調を維持した。
このほかのセグメントは以下のとおり。
・メディア・ライツ事業:売上高12億円、セグメント損失2300万円
・SP事業:売上高15億円(同18.9%増)、セグメント利益6億円(同51.1%増)
・アミューズメント施設運営事業:売上高13億円(同7.6%減)、セグメント利益5300万円(同49.0%減)
なお、同社の四半期別の売上高と営業利益の推移は以下のとおり。ご覧のとおり、1~3月期に利益が集中する傾向になっているが、今期は7~9月期、10~12月期での利益が大きくなっていることがわかる。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高370億円(前期比6.8%増)、営業利益70億円(同12.8%増)、経常利益90億円(同1.9%増)、当期純利益57億円(同0.8%増)を見込む。
いずれも第3四半期の業績としては、2009年のコーエーとテクモの経営統合以来、売上高、営業利益、経常利益、最終利益がいずれも過去最高の業績となった。
同社では、「信長の野望・創造」をはじめ、「真・三國無双7 猛将伝」、「真・三國無双7 with 猛将伝」のほか、「真・ガンダム無双」など、新作や旧作のリピート出荷、ダウンロード販売が好調に推移した、としている。また株式相場の上昇や為替相場が円安で推移したことで、有価証券関連損益も大きく改善した。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■ゲームソフト事業は、売上高170億円(同16.0%増)、セグメント利益30億円(同17.6%増)だった。新作タイトルに加え、旧作のリピート出荷やダウンロードコンテンツ販売も伸長したことなどから増収増益を達成し、第3四半期連結累計期間としては経営統合以来、過去最高の業績となった。
「信長の野望・創造」が好調な滑り出しとなったことに加え、「真・三國無双7 猛将伝」、「真・三國無双7 with 猛将伝」、「新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術士~」などが好調だった。また「真・ガンダム無双」も人気。海外では、「PlayStation 4」のアジア向けローンチタイトルとして「真・三國無双7 with 猛将伝」を発売し、順調なスタートを切ったとのこと。
■オンライン・モバイル事業は、売上高46億円(同21.2%増)、セグメント利益6億円(同49.5%増)だった。ネイティブアプリ「大航海時代Ⅴ」の事前登録を開始し、高い注目を集めている。「100万人の信長の野望」をはじめとする「100万人」シリーズについては、マルチプラットフォーム展開を積極的に推進した結果、年末にかけて好調に推移した。海外では、アジア市場でサービス中の「のぶニャがの野望」をはじめとした各タイトルが、引き続き好調を維持した。
このほかのセグメントは以下のとおり。
・メディア・ライツ事業:売上高12億円、セグメント損失2300万円
・SP事業:売上高15億円(同18.9%増)、セグメント利益6億円(同51.1%増)
・アミューズメント施設運営事業:売上高13億円(同7.6%減)、セグメント利益5300万円(同49.0%減)
なお、同社の四半期別の売上高と営業利益の推移は以下のとおり。ご覧のとおり、1~3月期に利益が集中する傾向になっているが、今期は7~9月期、10~12月期での利益が大きくなっていることがわかる。
【四半期売上高の推移(単位:億円)】
【四半期営業の推移(単位:億円)】
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高370億円(前期比6.8%増)、営業利益70億円(同12.8%増)、経常利益90億円(同1.9%増)、当期純利益57億円(同0.8%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635