バンダイナムコHD、第3四半期は営業益3.2%減の427億円に…ただし家庭用ゲームとネットワークゲームはいずれも好調
バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(2月5日)、第3四半期累計(2013年4~12月期)の連結決算を発表し、営業利益が前年同期比3.2%減の427億円だった。家庭用ゲームソフトや映像音楽コンテンツ、ネットワークコンテンツなどの展開が好調に推移したほか、国内の定番キャラクター商材を中心に玩具が順調に推移したとのこと。
同社の発表した決算は、売上高3681億円(前年同期比5.0%増)、営業利益427億円(同3.2%減)、経常利益456億円(同1.4%増)、四半期純利益297億円(同6.1%増)だった。
同社によると、家庭用ゲームソフトや映像音楽コンテンツ、ネットワークコンテンツなどの展開が好調に推移したほか、国内の定番キャラクター商材を中心に玩具が順調に推移したとのこと。 さらに営業外収益として、持分法による投資利益11億円や、為替差益8億円などが計上されたことも経常利益を押し上げた。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■トイホビー事業は、売上高1365億円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益116億円(同7.4%減)だった。国内では「獣電戦隊キョウリュウジャー」や「ドキドキ!プリキュア」などの定番IPや女児向け新規IP「アイカツ!」の商品が好調に推移した。欧米全体では年初計画を下回ったが、アジア地域では日本と連動した展開により、玩具やプラモデル、大人向けのコレクション性の高い玩具、カード商材などが人気になったという。
■コンテンツ事業は、売上高1977億円(同7.0%増)、セグメント利益325億円(同5.1%増)だった。家庭用ゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」、「GOD EATER(ゴッドイーター)2」などのヒットに加え、「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ」や「太鼓の達人」シリーズなど複数タイトルのリピート販売が好調だった。また「ワンピースグランドコレクション」や「機動戦士ガンダム」シリーズ、「アイドルマスター」シリーズなどのソーシャルゲームに加えスマートフォン向けアプリやオンラインゲームも業績向上に寄与した。
■アミューズメント施設事業は、売上高430億円(同1.8%減)、セグメント利損失6億円(前年同期9億4000万円の黒字)だった。国内では既存のアミューズメント施設事業に続く柱の構築に向けた取り組みとして、屋内型テーマパークを新たに3ヵ所オープンするとともに、IPの世界観を体感できる差異化した店舗展開などを推進したが、既存店売上高が前年同期比94.1%と前年実績を下回った。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高4850億円(前期比0.5%減)、営業利益450億円(同7.5%減)、経常利益465億円(同6.9%減)、当期純利益255億円(同21.3%減)を見込む。
トイホビー事業の欧米地域の状況及びアミューズメント施設事業における店舗閉鎖や使用見込みの低い機器の処分などに伴う損失を計上するため、純利益予想を290億円から255億円(従来予想比で12.1%の減額修正)に引き下げた。
同社の発表した決算は、売上高3681億円(前年同期比5.0%増)、営業利益427億円(同3.2%減)、経常利益456億円(同1.4%増)、四半期純利益297億円(同6.1%増)だった。
同社によると、家庭用ゲームソフトや映像音楽コンテンツ、ネットワークコンテンツなどの展開が好調に推移したほか、国内の定番キャラクター商材を中心に玩具が順調に推移したとのこと。 さらに営業外収益として、持分法による投資利益11億円や、為替差益8億円などが計上されたことも経常利益を押し上げた。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■トイホビー事業は、売上高1365億円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益116億円(同7.4%減)だった。国内では「獣電戦隊キョウリュウジャー」や「ドキドキ!プリキュア」などの定番IPや女児向け新規IP「アイカツ!」の商品が好調に推移した。欧米全体では年初計画を下回ったが、アジア地域では日本と連動した展開により、玩具やプラモデル、大人向けのコレクション性の高い玩具、カード商材などが人気になったという。
■コンテンツ事業は、売上高1977億円(同7.0%増)、セグメント利益325億円(同5.1%増)だった。家庭用ゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」、「GOD EATER(ゴッドイーター)2」などのヒットに加え、「ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ」や「太鼓の達人」シリーズなど複数タイトルのリピート販売が好調だった。また「ワンピースグランドコレクション」や「機動戦士ガンダム」シリーズ、「アイドルマスター」シリーズなどのソーシャルゲームに加えスマートフォン向けアプリやオンラインゲームも業績向上に寄与した。
■アミューズメント施設事業は、売上高430億円(同1.8%減)、セグメント利損失6億円(前年同期9億4000万円の黒字)だった。国内では既存のアミューズメント施設事業に続く柱の構築に向けた取り組みとして、屋内型テーマパークを新たに3ヵ所オープンするとともに、IPの世界観を体感できる差異化した店舗展開などを推進したが、既存店売上高が前年同期比94.1%と前年実績を下回った。
■2014年3月期の見通し
2014年3月期は、売上高4850億円(前期比0.5%減)、営業利益450億円(同7.5%減)、経常利益465億円(同6.9%減)、当期純利益255億円(同21.3%減)を見込む。
トイホビー事業の欧米地域の状況及びアミューズメント施設事業における店舗閉鎖や使用見込みの低い機器の処分などに伴う損失を計上するため、純利益予想を290億円から255億円(従来予想比で12.1%の減額修正)に引き下げた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832