サンリオ、第3四半期は増収増益…北米・南米・アジアでのライセンス収益が好調

サンリオ<8136>は、この日(2月10日)、第3四半期(2013年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高572億円(前年同期比3.2%増)、営業利益167億円(同12.4%増)、経常利益156億円(同6.5%増)、四半期純利益101億円(同9.6%増)だった。第3四半期累計期間では最高益になるとのこと。

 


同社では、増収増益となった要因について、北米、南米及びアジア各国の海外ライセンスが好調だったことが主な要因。さらに、円安効果もあり、利益率の高いロイヤリティ収入比率が40.0%から44.1%に上昇したことも一因。

経常利益については、増益だったが、円安により為替予約の未行使残の時価評価が下がり、為替差損を計上したことが響いた。純利益については、本社移転費用や投資有価証券評価損など前年同期に計上した特別損失が今期計上されなかったことによる。



■2014年3月期の見通し

2014年3月期は、売上高770億円(前期比3.7%増)、営業利益221億円(同9.4%増)、経常利益211億円(同7.4%増)、当期純利益135億円(同7.7%増)を見込む。

 
株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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