楽天、無料通話アプリViberを916億円で買収…ECサービスやデジタルコンテンツPFを構築するため

楽天<4755>は、本日(2月14日)、世界各国でモバイルメッセージングと VoIPサービスを展開する Viber Mediaの発行済株式の100%の取得と新株発行の引受を行い、総額9億米ドル(約916億円)の出資を行うと発表した。

Viberは、世界で約2億8000万人の登録ユーザーを持ち、月間利用者数が1億人を超えるメッセージング及び VoIPサービス「Viber」を提供している。Viberは、スマートフォンのアプリ上で通話可能な機能と、メッセージ・画像等の送受信の双方の機能を合わせ持っている世界でも数少ないサービスで、新興国を中心に急速に利用者数を伸ばしている。

楽天では、今回、Viber社の持つ、幅広い顧客基盤を活用し、ECサービスやデジタルコンテンツサービスをグローバルに提供するプラットフォームを構築するため買収することにした、としている。「LINE」のようなゲームプラットフォームになるのだろうか。

楽天は、世界一のインターネットサービス企業を目指しており、ECサービス事業とインターネット金融サービス事業による既存のサービスに加えて、今回の買収で新たに得る数々のデジタルコンテンツサービスによって、新たな市場の開拓を目指す。

 
【Viberの業績推移】
楽天グループ株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/

会社情報

会社名
楽天グループ株式会社
設立
1997年2月
代表者
代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
4755
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