【App Annie・IDC調査】タブレット・Android・アジアが世界の携帯ゲーム市場を牽引

App AnnieとIDCは、2月26日、世界の携帯ゲーム市場の動向をまとめた最新レポート「Portable Gaming Report」を公開した。「Portable Gaming Report」は、家庭用携帯ゲーム機とスマートフォン向けゲームを対象とした携帯ゲーム市場を、第1部でインストール視点の分析、第2部でユーザーの購入消費行動視点の分析をしており、第3部を総括編とした3部構成だが、今回はスマートフォン向けゲームアプリを中心にみていきたい。

 

インストールではタブレット・Androidが市場を牽引


世界のスマートフォンのインストール数は、13年第4四半期(4Q)で16億となった。そのうちタブレットのインストール数は2億となり、世界のスマートフォンのインストール数で大きく寄与した。また、OS別シェアをみると、最も多いものから順にAndroid(YoY12.9ポイント増加)、iOS(YoY1.6ポイント減)、シンビアンOS(YoY8.5ポイント減)となっており、OSではAndroidが市場を牽引した。


 
世界のiOS・Google Playの両OSでインストールされたアプリのうち、ゲームアプリが占める割合は両アプリストアとも約40%となった。ゲームアプリでのユーザーの消費行動は同年前四半期と比較すると両アプリストアで伸びており、特にGoogle Play経由での消費行動が伸びた。




 

売上高はiOSがQoQ2倍以上増・Google PlayがQoQ4倍以上増 アジア・『パズドラ』強し


また、ユーザーの購入消費行動視点でみると、2013年4Qの売上高は、iOSでQoQ2倍以上増加し、Google PlayでQoQ4倍以上増加という結果となった。


 
一方、国別でみると、アジアが、iOSではQoQで2.5ポイント増、Google Playでは8.4ポイント増となり、世界のゲームアプリ市場をアジアが大きく貢献した。

 
なお、2013年4Qのゲームタイトル別売上ランキングをみると、『パズル&ドラゴン』シリーズがiOS・Google Playの両スマートフォンと家庭用携帯ゲーム機で売上ランキング上位3位にランク入りを果たした。




 

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