ガイアホールディングス(旧アプリックス)<3727>は、第1四半期(1~3月期)の連結業績は、売上高20億7500万円(前年同期比1.9%増)、営業損益1900万円の赤字(同1億5700万円の赤字)、経常損益3700万円の赤字(同1億6200万円の赤字)、四半期純損益1億5600万円の赤字(同1億0900万円の黒字)だった。
売り上げが1.9%伸びたの対し、売上原価が3.6%伸びたことにより、売上総利益が前年比マイナスとなったものの、販売管理費を前年同期比14%減の8億4500万円に削減したことが奏功したようだ。
また四半期期純損益は赤字に転落したが、前年同期に計上された負ののれん発生益が今期は特別利益に計上されなかったことや、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額を特別損失として計上したことによる。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■ソフトウェア基盤技術事業は、売上高7億4700万円(前年同期比4.5%減)、営業損失1億8300万円(同2億4500万円)だった。中国での「JBlend」の販売が50%近い伸びになったほか、「emblend」も国内で順調に出荷を伸ばした。また、ブラジルで発売されたシャープ携帯端末にJBlendを搭載するとともに、ジー・モードの3タイトルのプリインストールゲームを提供した。
■コンテンツ・サービス等事業は、売上高13億2800万円(前年同期比6.0%増)、営業利益1億6400万円(同82.2%増)だった。公式ビジネスが厳しい環境の中、総合ゲームサイト「テトリス&Getプチアプリ」で展開する「くるりん☆カフェ」、「アクアリス」等が堅調だった。また「B面彼氏」、「ケータイ少女★恋愛パケット」などのソーシャルゲーム2タイトルの提供を開始した。
■12月通期の見通し
12月通期は、売上高95億円(前期比0.8%増)、営業利益3億5000万円(同65.9%増)、経常利益2億7000万円(同65.6%増)、当期純利益2500万円(同92.5%減)を見込む。