Plain VanillaとFiksu、iOS版『QuizUp』の大ヒットの裏にはRTB中心の広告戦略

Plain Vanillaのマーケティングパートナーである米国Fiksuは、3月7日付けのブログ記事で、iOS版『QuizUp』が、RTB(リアルタイムビッティング広告)でクリック率が5.6%であったことを明らかにした。この要因は、米国・英国をはじめ全世界で予想以上にオーガニックインストールが伸びたため。
 
FiksuとPlain Vanillaによれば、『QuizUp』のバナー・ビデオ広告など複数の広告手法におけるA/Bテストのおかげで、キャッチコピーやクリエイティブが最適化でき、初期のインストール値を伸ばせた、としている。また、複数の広告手法でユーザーの流入数を測定した結果、RTBによる流入が多かったことから、広告予算の大半をRTBに使用した、とのこと。
 
さらに、市場では『QuizUp』のゲーム性が好評でゲーム自体も人気が高く、市場の動向を踏まえて広告を打つことで、より多くのオーガニックユーザーを取り込めた、としている。その結果、『QuizUp』はリリースから1か月で、登録ユーザー数は550万人を超え、1日の平均プレイ時間は35分となった。
 
 
また、Fiksuによれば、『QuizUp』のリリース初期のCPI(インセンティブ無の広告出稿)は1ドル(約100円)で、1広告当たりの自然流入は10倍であったとしている。これが『QuizUp』のリリース1週目の大ヒットに寄与し、『QuizUp』の登録ユーザー数は、リリースから8日間で100万、3週間では350万を突破した。

なお、現在、『QuizUp』の登録ユーザー数は1,000万を超えており、3月7日よりAndroid版もリリースされている。
 

 
 

関連サイト

 



(C) Fiksu
(C) Plain Vanilla